コラム

コスパ最高!中華イヤホンで音質をアップしよう | おすすめ中華イヤホンメーカー紹介

2022-03-29

こんにちは。なんこう(@nankochu_)です。

皆さんは、推しの歌声をいい音で聴きたいと思ったことはありませんか?

「高いイヤホンやヘッドホンを買えばいい音になるんだろうけど、それらに回すお金がないよ」と思っている方に中華イヤホンの使用をおすすめしたいです。

ということで、今回はコスパのいい中華イヤホンの概要と代表的なメーカーを紹介していきます。

中華イヤホンとは

中華イヤホンとは名前の通り、中国メーカー・ブランドのイヤホンのことを指します。現在はAmazonや楽天などのWeb通販のみでの取り扱いが主になっています。

特徴はなんといってもそのコストパフォーマンスの良さ! スペックだけで見れば他メーカーが数万円で出しているようなものを一万円以下で販売していることなんて多々あります。(もちろんオーディオ機器はスペックだけでは語れませんが)

このように記載すると少し怪しく感じますよね。もちろん以前はスペックだけでユーザーを釣るような商法も見られました。しかしながら、近年は製品クオリティも上がってきており、価格は安くスペックも高く、もちろん音質がいい製品が出来上がっています。

特に新興のメーカーなどでは、オーディオに対する情熱を感じられる製品群になっており、筐体クオリティはもちろんのこと、付属品やパッケージングなど隅々までこだわっていることが特徴です。

なぜコスパがいいの?

この要因として中国製造業の風土が影響していると言えます。

中国はとにかくメーカー同士の競争が熾烈です。各メーカーはとにかく安く高スペックで他のメーカーよりも売れる製品を追及しています。

また、中国は国内での大量消費、国外への大量輸出を視野に入れ一機種につき非常に大量に生産を行います。そのため1台当たりの製造コストを安く抑えることができるのです。

メリット

  • 安い価格でいい音を楽しめる(コストパフォーマンスがいい)
  • ほかのメーカーにはない秀逸なデザインが多い
  • イヤーピースやケースなど付属品が豪華なメーカーもある

デメリット

  • 製品歩留まり/品質が悪いメーカーがある。まれに片側のドライバから音が出ないことなど不具合あり。

最大のデメリットです。中華イヤホンを購入する際は各サイトでのレビューを確認しましょう。私も製品レビューの際は悪い部分も伝えていきます。

中華イヤホンメーカー

ここからは代表的な中華イヤホンメーカーを紹介していきます。

水月雨 (MOONDROP)

「水月雨」と書いて「ムーンドロップ」と読むオシャレな名前ですね。

筆者一押しのイヤホンメーカーです。

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「水月雨」は今では珍しいインナーイヤー型イヤホンを発売したり、ShanlingとのコラボDAP(通称 百合DAP)を発売するなどとても面白いメーカー。一方、製品クオリティは高く最近では「KATO」や「quarks」が話題になりました。

パッケージ等にオリキャラの二次イラストを使用しているのも特徴。アニメ好きにもオススメしやすいメーカーです。

水月雨 quarksのイラスト
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IKKO

読みは「アイコー」。「イッコー」ではないです。

筆者が個人的に注目しているメーカーその2です。

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IKKOはイヤホンだけだはなくDACやイヤーピースなども出している、オーディオメーカーです。一見するとカジュアルな印象を受けますが、筐体やドライバの作りこみは一級品。付属品も多く、パッケージのクオリティも高いので満足感があります。

特にエントリーモデルの『OPAL OH2』は1万円以下のイヤホンの中ではトップクラスにいい音でオーディオ初心者の方におすすめです。

ちなみにIKKOのイヤホンにはモチーフキャラクターの「フェネック」のピンバッジがついてきます。かわいい!

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TIN HiFi

「TIN HiFi」は2017年に立ち上げられたブランドです。

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もともとはOEM/ODMを行っていたメーカーともあり、技術力はピカイチです。その技術力から、ダイナミックドライバだけではなく、平面ドライバモデルもランナップされているのが特徴。

金属筐体モデルが多くデザイン面も美しいです。

Whizzer

「Whizzer」は中国の深センに本社を置くイヤホンブランドです。

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「Whizzer」の製品はドライバから筐体まで細部にわたって精密に作られているイメージです。HDSS(High Definition Sound Standard)といった特許技術を使用したり、イヤホンづくりに関して抜け目はないです。

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KZ

「Knowledge Zenith」略して「KZ」です。

KZは中華イヤホンを世に知らしめたと言っても過言ではないメーカーです。

当時、高級イヤホンでしか存在しなかった多ドライバモデルやハイブリッドモデルを1万円以下の超低価格で販売し始めたのがこの「KZ」。中でも、2,000円台で購入できるハイブリッドモデル『ZST』や、4ドライバでデザインが完全に某焚火さんの「ZS6」は非常に衝撃を受けた記憶があります。

このメーカーの特徴はなんといっても超低価格で手に入ること。『ZAS』というモデルはBAドライバを7基 ダイナミックドライバを1基搭載していて約7,000円ですからね。普通のメーカーでは数万円を超えるドライバ構成がこの価格で手に入るというのは驚きです。

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TFZ

「THE FRAGRANT ZITHER」略して「TFZ」です。

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こちらは2015年に中国深センにて誕生したブランドです。設立は新しく従業員も比較的若い層とのこと。「KZ」と同じくらいか少し後に話題になり始めた印象があります。

このメーカーは、ダイナミックドライバの開発に力を入れているようで、現在のドライバは第四世代。年々どのように進化していくのか楽しみですね。

また、製品サイクルが早いことも特徴です。ディスコンになった製品を含め、ラインナップが多すぎて筆者もおいきれてないところがあります。

おわりに

今回は中華イヤホンメーカーを紹介しました。

ほかのメーカーと比べてコストパフォーマンスが高いのが中華イヤホンの特徴です。安くいい音質のイヤホンを手に入れたい方はチェックしてみてはいかがでしょうか。

今後より様々な新興メーカーや製品ラインナップが展開されていくことが予想されるこの業界は非常に楽しみです。

  • この記事を書いた人

なんこう

アイカツ楽曲をいい音で聴くためにオーディオ機器を収集している者です。
本業はメーカーで回路設計をしています。
ポータブルオーディオ系のレビュー・情報を中心に発信していきます。
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